感想とか


SKELPさんのトラック。演歌ネタに前作同様のリズムマシン系のビートが絡む意欲作。若干、前日の記述が再うp催促的になったようで申し訳なく思います。日本演歌界のドンが元ネタなわけですが、原曲の歌詞が凄いですね(ttp://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND25333/index.html)。それを踏まえて聴くとトラックのほうは湿っぽさはなく、ビート鳴りの影響もあってか、どちらかというと晴れやかな印象に聴こえました。最初、金物はタンバリンが主軸で途中ハットが入ってくるのですが、音域の近い物同士が同時に鳴るようであれば、定位を分けることでどちらの響きも活かせるのではないかと思います。ただ定位に関して考えながら聴くと、ネタのステレオ感がとても明瞭なので、対比で意図的にビートをセンターにまとめたようにも聴こえますね。実際はどうなのでしょうか。演歌ネタ需要はありそうですが、サンプルを聴く限り、細かく刻んで弾きなおすことで、和物需要にも答えられそうなネタだなと思いました。サンプルとビートの分離が良いので、そこは好みが分かれそうな所ですね。今回の画像は「梅酢」こんぶのようです。都こんぶは70年続くロングセラー商品との事、海外生活の長い方が分かりやすい日本の味として楽しまれるケースも多いらしいです。伝統の味ですね。



INLAWさんのトラック。連投継続中ですね。今回はインストのようです。タイトルから想像した音とは違い、壮大さが際立っていると思いました。フレーズの出入りが自然ですね。HIPHOP然とした物よりも、むしろもっとエモーショナルでシンセを多用するような音楽に造詣が深い方なのかもしれませんね。全体的に鳴りがとても派手で人気が出そうなトラックですね。個人的には低音部で白玉弾きしてる音をリミッターなどで上手く引き締めてMIXすると壮大さが増すのではないかと思いました。