LIVEがメジャーアップデートのようですね、あと感想とか

タイトル通りです。
AbletonDAWソフトLiveが8へメジャーアップデートとの事。
出た当時は、店頭デモを弄った際に、セッションビューが意味不明で、これは使い難そうと思い敬遠していたのですが、DJ Krushが漸より後の製作に使ってると聴いて興味が出てきたのと、5の情報見てたら、良さそうな感じになってたので、導入しました。でも、なんか、毎年、お金取られてるような気がするのは気のせいでしょうか。

さて、今回の追加機能は何なのだろうと、寝ぼけ眼でさっき公式を覗いて見ました。

■追加エフェクタ
Vocoder:あって困ることは無さそうですね。
Multiband Dynamics:これもあって困ることは無いですね。
Overdrive:使い道が多いのであり難いですね。
Limiter:ブリックウォール・リミッタらしいです。あれば便利ですね。
Frequency Shifter:個人的にはこれが一番使いそうです。楽しみですね。

私個人の視点で見れば、追加される五種全てが他社製のプラグインで同類の物を持っているので、選択の幅が広がると言う以上の意味は無いかもしれません。初めて買うDAWソフトがLIVE8になる人にとっては、朗報だと思います。実物の機材でそろえようと思ったら骨ですしね。
LIVEはGUIがシンプルなので、エフェクタ差しても、何となく指しててテンション上がらないんですが、使いやすいものが多いんですよね。新エフェクタの実用性に期待です。

■新グルーヴエンジン
オーディオ、MIDI共にグルーヴ・パターンに変化を加える機能を強化したようです。
この手の機能の充実はうれしいですね。うまく使えるかは別としてですが。

■新ワーピングエンジン
オーディオのストレッチなどの機能に追加と向上があるようです。
使ってみないことには分かりませんが、7でも非常に使いやすいので楽しみですね。

■Looperの追加
リクエストが多かったそうです。どちらかというとセッション・ヴューでリアルタイム使用したりする方に向けた機能なのでしょうか。良く分かりません。

■ワークフローの向上
アレンジメントビューでのクロスフェード:これは何故今まで無かったんでしょうね!
ブラウザ上での波形表示:これも良さそうですね。
プラグインパラメータ: 設定とパラメータ操作の向上のようです。使ってみるまでは何ともいえませんね。
複数のパラメータを同時操作:便利ですね。ステムミックス的なこともやりやすくなりそうですね。
さらに多くのワークフローの向上とのことです。

さらにAbleton Suite 8でサンプルやシンセに追加強化があるようです。
AKAIとのAPC40も発表されて、ますますLIVEが使いやすくなりそうですね。

アップデートは様子を見てしようと思います。
そういえばCUBASEとRENOISEもメジャーアップデートみたいですね。
アップデート・シーズンなんでしょうか。


ここからは感想とか


TMさんの名前がSKELPさんなのでしょうか。「流行ってるみたいなので作ってみました」との事ですが、好きな方も多そうな音色使いですね。ドラムマシンのキットっぽいリズムは、ミニマル感もありつつ、スネア+ハットのロールの投入で緩急もつけられてて、カッコいいですね。最初、キックが若干左右に振られながら打たれてるのかと思ったんですが、キックに近い音色のタムを打ってるのかなと思い直しました。いきなり思い立って作ったという感じには見受けられません。ヒットの音色が、安っぽさを過剰に強調しすぎの気がしました。チープなのにカッコいいという方向性なのだと思うんですが、ヒットの音色を差し替えるだけで、印象は様変わりする気がします。これは完全に好みの問題ですね。ラップされる方は、こういうトラックどうなんでしょうか。今後の米や再生数伸びなど、反応も気になるところです。低音強めなので、ヘッドホンでの大音量再生には注意が必要かと思います。おお、気がついたら5周もしていました。これがループの魔力なんですね。



irisさんの「uticomi」。「打ち込みで作ったのは初めてなので」ということですが、今までどの様に作られてたのか、逆に気になります。オーディオ切り貼りするにしても、1ショットを張り込んでフレーズ化する作業があれば、それは打ち込みとの差が良く分からないのですが、もしかすると、全てループやフレーズ単位で張り込んで作られていたのかもしれませんね。ぐっと来る部分があって、米を書こうと思ったんですが・・・やりがちな凡ミスをしてしまいました。
好まれそうなドラムの鳴りや、複数のシンセらしき音色のフレーズに比べ、アコースティックベースの音色は浮いてる気がしました。本物を弾いているように聞かせるのは打ち込みの技術的にも、使われてる音源敵にも、難度が高そうです。個人的な代案もあるのですが、打ち込みに挑戦という趣旨通り、まっすぐ作られた結果なのでしょうから、余計なお世話以上の意味はなさそうですね。ベース好きとの米もあるので、これもまた好みの問題のようです。派手さを抑えた清涼感のある聴き心地の良いトラックだと思います。